2024年7月現在、GLOBAL TECHに参加いただく前の状態に、PCを完全に戻すコマンドやプログラムはございません。
参加前の状態に”完全に戻す”ためには、もともとPC内で設定されていたモジュールやシステムの有無・バージョンを特定し、一つずつ戻していく作業が必要となるため、参加前の状態のPCのご状況を把握している必要がございます。
ただGLOBAL TECHのダウンロード前のPC状態を把握or保存されている方は非常に少ないかと思いますので、ここではPCを可能な限りGLOBAL TECH受講前の状態に戻す方法及び、他の環境を構築する際等における注意点をご紹介します。
新たな環境構築に関するサポートは実施しておりません。ご了承ください。
ダウンロード・更新したモジュールの確認
教材内でVersion変更、あるいはダウンロードを指示しているモジュール等は以下となっております。
numpy == 1.21.4
matplotlib
mypy
nptyping == 1.4.4
opencv-contrib-python == 4.5.4.58
jinja2 == 3.0
ipywidgets #(you need: jinja2==3.0)
jupyter == 1.0.0
widgetsnbextension
scipy==1.10
上記モジュールのuninstall、あるいはバージョンのupdate・dowongradeを実施することでPCを参加前の状態に近づける、あるいは次に実装したい環境に対応させることが可能です。
ダウンロードしたファイルの確認
GLOBAL TECHの教材通りファイルをダウンロードした場合、「racecar-neo-installer」というフォルダの中にファイルは保存されております。

こちらのフォルダを削除すると、GLOBAL TECHでダウンロードや開発した全ファイルを削除可能です。
GLOBAL TECHに関して今後も残しておきたいファイルがある場合、ご自身で「racecar-neo-installer」から該当ファイルを探し別の場所に保存してから、同フォルダを削除ください。
上書きしたファイルの確認
racecarコマンドを追加するため、「.bashrc」を編集しています。
racecarコマンドを削除したい方は以下の作業を実施ください。
以下の作業は間違えると元に戻せない可能性がありますので、慎重に実施してください。
※誤った操作を実施した際のサポートは実施しておりません。ご了承ください。
①「.bashrc」を開いてください
(.bashrcの保存場所はPCによって異なりますが、インストラクターの保存場所は以下でした。ご参照ください。)

②「.bashrc」のプログラムを開く
以下のような画面になります。

③該当プログラムを削除
以下の赤枠内のプログラムを削除し、ファイルを保存してください。

※上記画像の赤枠内で「kosuke」と記載されている箇所は、ご自身で設定した名前になっておりますので、ご注意ください。赤枠以外の箇所を削除すると、PCが思った通りの挙動をしなくなる可能性がございますので、お気を付けください。
Ubuntuのバージョンの確認
Windows PCで「WSL2」から「WSL1」へバージョンダウンした方は、以下の手順でバージョンを戻すことが可能です。
①Powershellを開く
②バージョンを確認する
「wsl –list –verbose」とコマンドを入力すると以下のような画面になります。
③コマンドを入力する
「wsl –set-version Ubuntu 2」と入力する。
その他
上記以外で修正が必要な箇所がございましたら、追記して参ります。