「1/s」は微分「s」は積分
結論からいうと「1/s」している部分を微分。「s」をかけている部分を積分と呼びます。つまり、物理学で置ける理解として「時間で割り算すること」を微分、「時間を掛け算すること」を積分と呼びます。
微分・積分とは?
まず、微分・積分とは何なのか。これは簡単にいうと、次元を 「減らす」 ことを「微分」、次元を「増やす」ことを「積分」ということです。
「距離」「速度」「加速度」
ここで物理学でよく耳にする上記の3つの「単位」に注目したいと思います。
「距離」=「m」
「速度」=「m/s」
「加速度」=「m/s^2」
となります。つまり
「距離」×「1/s」=「速度」
「速度」×「1/s」=「加速度」
「加速度」×「s」=「速度」
「速度」×「s」=「距離」
ということで、これらすべてのものは時間の微分と積分の関係にあることが分かります。
補足
数学をやり始めた人対象に念のために説明をします。
1・Ki/s = 1×Ki÷s
1/Kp・s = 1÷kp×s